2月14日、宮城県岩沼市立岩沼中学校で、中学2年生の皆さん(約130人)に「職業人の話を聞く会」を実施しました。
今回の岩沼中授業では、授業全体のテーマを「リーダーシップ」に設定し、お話をされた職業人それぞれの立場、視点から、生徒に熱いメッセージを届けてもらいました。
1. 震災後の地元の復興に貢献するSさん
災を契機に、地元仙台に戻り、苦難の中、古物商を開業したり、ご両親が経営するデイサービス事業を授軌道に乗せたりするなど、地域の復興に尽力している話をしていただきました。活動を継続するためには「学び続ける」ことがとても大切というメッセージを子供たちに伝えていただきました。
2. 異文化コミュニケーション、多様性の尊重の大切さを語るAさん
言葉の冒険」というタイトルで、英語、日本語、東北弁で演じるシェイクスピアの話しを題材に、異文化コミュニケーション、多様性を尊重することの大切さをお話いただきました。
3. 地縁のない島根に移り住み、地域社会の発展に貢献するSさん
薬企業、コンサルティング会社を経て、現在は島根で企業し活躍しているSさん
紆余曲折はありながらも、成長するにしたがって、自分自身は誰のために、何のために生きているのか、また仕事をしているのかが明確になってきた。一歩を踏み出す勇気をもつこと、日々の努力の積み重ねの大切さ、全力を尽くすことの大切さをお話いただきました。
授業後のアンケートから生徒の感想を抜粋してご紹介します。
「仕事をすることは楽しそうと思った」
「幸せは、みんなで分け合うものだと分かった」
「えらい人ではなく、立派な人になりたい」
「リーダーになる!全力を尽くす!」
「努力次第で人生は変わるんだ!」
「勉強はやっぱり大切!」
様々な経験、経歴を持つ社会人からのメッセージに刺激され、一人ひとりがリーダーとして成長していく一つのきっかけになったのではないかと思います。