10月30日、山下中学校で中学2年生(約90名)の皆さんに「職業人の話を聞く会」を実施しました。
今回は、登壇者の今に至るまでの社会人経験や、具体的な仕事を語るだけでなく、その方自身が、人生や仕事に対してどのように取り組んできたか、志や生き方をどのように考えているかを語っていただく場としました。
お話しいただいたのは、以下の4名の方です。
(1)東日本大震災が機となり、退路を断って関東から宮城の被災地に飛び込んだKさん
(2)引きこもりだった自分の人生を書き直そうと、小さな成功体験を積みながら、本当にやりたい夢を見つけ、今は夢あるベンチャー企業でチャレンジするNさん
(3)大手外資企業での仕事に疑問を感じ、限りある人生の残り時間を、本当に自分のやりたいことにチャレンジする意思決定をして、リスクを背負って起業したFさん
(4)東日本大震災で、被災を受けた故郷で苦しむ仲間たちを何とかしたいという思いで、東京から仙台に戻り、ビジネスを通じて地元貢献したいという強い思いのSさん
いずれも紆余曲折を経て、本当に何をやりたいのか?を自問自答し、厳しい意思決定をしてチャレンジすることに決めたビジネスパーソンたちです。
生徒たちが、本講話を通じて、なりたい仕事に就くために大事だと思ったことを、事後アンケートからピックアップしてご紹介します。
「勉強することの大切さ」
「チャレンジすることの大切さ」
「努力することの大切さ」
「自分がやりたいことを貫く大切さ」
「自分が心の底からこの仕事をしたいという思いを持つことの大切さ」
山元の子どもたちの心に、努力すること、チャレンジすることの大事さを、身をもって伝える場となりました。