10月9日、山下第一小学校で国際理解教育のお手伝いをさせていただきました。元々この小学校では、文科省の英語教育モデル校として英語教育には力を入れていたそうで、国際理解教育も昨年に続くものとなります。
我がGRAからは、ドイツハンブルグ出身のクリスさんに登壇いただきました。他団体から派遣された講師を含め計6名で授業を実施。ちなみに今回参加した講師は、ドイツをはじめ、フランス、アメリカ、スリランカ、インド、チリの出身で国際色豊かな顔ぶれとなりました。
1時限目は、1年生から6年生の全校生徒が各自手作りの英語の名刺を持参して集いました。自己紹介をして、外国人講師と名刺交換をするのです。最初は恥ずかしがっていた徒たちも、6人全員の講師と名刺交換を終える頃には、英語への抵抗感もすっかり薄れた印象を受けました。
2時限目は、各学年別にホームルームで個別授業。クリスさんは、3年生の担当でした。クイズ形式でドイツの文化や風習、食べ物やスポーツ等の紹介をし、楽しく盛り上がる授業となりました。中には家族で海外旅行に行ったことがある子どもや、お父さんが仕事で海外出張中の子どもなどもいて、山元町にもグローバルの波は確実に押し寄せてきているのを感じます。
子どもたちにとっては、英語で外国人講師と交流するという小さなチャレンジの1日を過ごしました。ここで得た体験がきっかけとなって、世界への目線を広げたり、興味を持ってもらって、大きく成長して欲しいと思います。